引越しは終わり、電気・ガス・水道も開通したが、冷蔵庫も洗濯機もカーテンもないという状況がしばらく続いていた。先日、冷蔵庫と洗濯機を職場の先輩から頂けたので、後は棚などをゆっくり準備していけばオーケー。ちなみにカーテンは、カーテンレールに簾や未使用のシーツなどをかけることで代用できているので、購入は後回し。
ネット開通時期は未定。東京だけれどもヘンピな地域を選んでしまったので、ADSLは速度が落ちそう、光ファイバーは建物の構造上開通可能かどうか微妙、という有様。ひとまず速度なんか無視してADSLを入れてしまうのもありだが、近所の家電ショップが光ファイバー導入なら20000円の割引をつけてくれるというので、なんとかあやかれるものならあやかりたい…。
最近は仕事の量が半端なくてなかなか疲れが取れないのだけれど、お盆はなんとか休めそう。実家に戻ったらしっかり休み、その後友人に車を出してもらってコンピュータ類を新居に運び込む予定。今抱えている大掛かりな仕事も八月でどうにか終わるはずなので、秋口に入ったら原付に乗っていくことも考える。
お盆に一度実家へ戻り、20年来の友人と会い、車を出してもらって東京の新居に荷物を運んだ。いやな顔ひとつせずに休日を荷物運びに費やしてくれた友人に感謝。やっと自分の部屋だという実感が出てきた。
仕事で抱えていたドでかい案件は、今日でほとんど片付いている。明日、簡単にチェックしてからクライアントへ送付すれば完了だ。この二ヶ月、鬼のようにキーボードを打ってきて、ついにどうにか片付けた。
が、すぐさま周囲は次の仕事を振ろうとしてくる。今回、この案件を抱えながら仕事を増やすのは無理だ、自分の残業程度では間に合わない、と訴えてどうにか避けていたものが、再び顔を出している。いらだっている癖に、やってられないと放り出すこともできない半端な自分にも苛立ちが募る。
仕事から帰ると身体も頭もへろへろで、だいたい自炊して風呂に入ったらバタンと布団に倒れこんでしまう生活が続く。僕は自分が精神科に通う側になってしまうのではないかとしばしば感じる。忙殺という言葉は、文字通り殺されることを言っているのかもしれない。
しかし一昨日には『うみねこのなく頃に』の新作が無事届いて、この二日間は久々に夜を徹して読みふけっていた。やはり楽しい、魅せてくれる。その疲れがどうにも抜けないけれど、業務中に溜め込まれる負のオーラと結びつかない疲れは心地いい。
仕事を始めてなおさら思うけれど、作品は僕にとって命の恩人と言ってもよい位置にある。ゲームでも、漫画でも、小説でもアニメでも、夢中になるということはそれだけで救いなのだと噛み締めている。