東京まで単身で出て一週間働いてみたら、生活リズムがガラリと変わってしまった。朝の8時には起床し、食事と珈琲を用意、9時に部屋を出る。9時半までにタイムカードを切り、夕方6時半まで勤務。帰宅した時には7時を回っており、ここから夕食の準備と調理、食事を終えると夜9時近い。そのまま本を2、3時間読むか、風呂に入るかしたらもう眠りについてしまう。ここ一週間はずっと、こうしたパターンで過ごしていた。総じてみると、以前よりよほど健康的な生活をしている。
しかし今現在、ウェブとのかかわりは10分程度空き時間が見込めるときに軽く巡回する程度になっている。新聞もテレビもないので、世の中の動きもGoogle Newsの壮絶な斜め読みでわずかな合間を縫いながら追いかけている状態。かつて毎日閲覧していたウェブサイトも、今のペースでは週に1、2度閲覧することしかできない。僕はたった一週間で情報弱者になってしまったようだ。
このままではウェブからフェードアウトしてしまう気がするし、ネット環境だけはなんとか変えたいところ。たとえば現状でも、回線のない部屋では雑記の中身だけ書いてフラッシュメモリに詰め込み、職場で更新作業だけ行うようにすればJunkieta.netで書き続けることだけはできる(今日の雑記もこの形で公開)。ただ職場のコンピュータに業務外のものを持ち込むのは(別に咎められているわけではないが)それなりに気が引けるし、数少ない巡回時間を削っての更新になってしまう。だからひとまずはケータイの契約をネットつなぎほうだいみたいなプランに切り替え、ノートパソコンとの接続で済ませるといった方法を考えている。
今朝になって忌野清志郎さんの訃報を知った。RCサクセション時代のものからCDを聞きまくって弾き語りを練習してきた身としては、胸がざわついた。結局直接会う機会は高校時代に行った前橋FLEEZEのライブ一度きりとなってしまった。でもあのゴキゲンなステージは忘れられない。そして、ライブ後の握手会で「死ぬまでやってくださいよ」と勝手なことを言うガキに対して、死ぬまでやるから応援してくれよ
とニヤっと笑って返してくれた彼の記憶はいまだ消えない。僕も他の多くのリスナーも、明日また楽屋で会おう
ってセリフを思い出した時、今後は清志郎さんに対してもそれを唱えていくことになるんだろう。たくさんの唄を残してくれた彼には、感謝がつきない。今まで、ありがとう。